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男性更年期障害(LOH症候群)

  • 男性ホルモン・テストステロンが低下する男性更年期障害
  • ストレスや自律神経障害によるLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)

症状は多岐にわたり、原因不明の疲労やうつ病と診断されることもあります。

  • 倦怠感(疲れやすさや疲労感)
  • 寝起きのだるさ
  • 不安、いらいら
  • 不眠
  • うつ
  • 食欲、記憶力の低下
  • ほてり、めまい
  • 精力の低下
  • 朝の勃起の消失
  • 頻尿 など

多くの症状があり、一般的な検査では原因が見つかりません。
不定愁訴として扱われてうつ病などの誤診を受けていることもあります。

原因不明と諦めずに男性ホルモン等の検査を受けることが必要です。
少し相談しづらい悩みかも知れませんが、抱え込まずご相談下さい。

保険診療での男性更年期障害の検査・治療の流れ

初回

診断のための診察と血液検査を行います。

保険内診療を行います。
問診票への記入と、血液検査(肝機能・腎機能・脂質・糖・前立腺特異抗原(PSA)・テストステロン・フリーテストステロン・プロラクチンなど)

2回目

1週間後に、検査結果を説明します。

確定診断がつき、同意が得られましたら、保険でホルモン(テストステロン)補充療法を行います。漢方薬も処方可能です。

保険外診療(自費診療)には塗り薬もあります。

3回目

その後のホルモン補充は保険診療では最大で2週間に1度です。

その他合併症の治療や定期的な血液検査によるホルモンチェックを行います。

ホルモン補充療法が行えない方

  1. 前立腺癌
  2. 治療前PSAが2.0ng/ml以上 ただし2.0ng/ml以上4.0ng/ml未満では慎重に検討
  3. 中等度以上の前立腺肥大症
  4. 乳癌
  5. 多血症
  6. 重度の肝機能障害
  7. 重度の腎機能不全
  8. うっ血性心不全
  9. 重度の高血圧
  10. 夜間睡眠時無呼吸

上記の疾患や状態に該当する場合は、ホルモン補充療法を行うことはできません。

ホルモン補充療法の副作用

  1. 心血管系疾患
  2. 脂質代謝異常(HDLコレステロールの低下)
  3. 多血症
  4. 肝毒性
  5. 睡眠時無呼吸症候群
  6. ざ瘡
  7. 体毛増加
  8. 潮紅
  9. 体液貯留
  10. 女性化乳房
  11. 精巣萎縮
  12. 男性不妊症
  13. 気分、行動の変化 など

アンドロゲンの多彩な生理作用のため、その副作用も多様です。

メンズヘルス外来では、そのほかにも自費診療にてED治療を行っております。

【参考】自費診療ページ